プロローグ
明けましておめでとうございます🎍
2022年、最初のブログ投稿は“おやじの日常”。
年末年始、おやじはお節を作っていました。
「お節を自分で作ってみよう」
料理が趣味である私は、お節を作ってみることに。
年末から励んだお節作りの様子をお届けします。
※ちなみに全て作ったわけではないです。
お節ラインナップ
お節は沢山の種類の料理を詰め合わせて構成されている。
しかし全部を作るのは流石に手間がかかり過ぎる。
20〜30種類もあるそう。
なので手間がかかり過ぎないものをピックアップ。
完璧じゃなくて良い良い。
さて、今年のお節ラインナップをその料理の意味も添えて。
・筑前煮
筑前煮は縁起物が沢山入っている料理で末永い幸せを祈願する。
蓮根や里芋、人参、大根等の土の中で根を張る根菜は縁起が良いそう。
・ぶりの照り焼
ぶりは出世魚。立身出世を祈願する。
・海老艶煮
長寿祈願。海老は茹でると曲がる点をお年寄りに準えているそう。
・たたきごぼう、きんぴらごぼう
根を張る根菜、ごぼうは住処の堅牢を祈願。
・栗きんとん
金運を呼ぶ、縁起物。
・伊達巻
巻物に準え、知識が増えることを祈願。
・かまぼこ
紅白柄はおめでたさを表す。
赤は魔除け、白は清浄の意味も持つ。
・黒豆
邪気払いと勤勉さを持つ意味を持つ。
勤勉というのは、“黒く日焼けするほどマメに”という事だそうで、
日本人らしい考えだなと(笑)
※黒豆とかまぼこと伊達巻は購入品です!
参考資料
https://www.oisix.com/shop.osechi–cont-type__html.htm
仕込み
仕込みは前日の12月31日から。
時間がかかるものや、一日置いて味を浸透させたいものを先に。
ちなみに料理の味は温度が下がるにつれて浸透していくとのこと、
一晩置いた料理が美味しい理由。
レシピブログでは無いのでパーッと書いていきます。
先ずは、栗きんとんから。
栗きんとんは、少し手間は掛かるけど意外と簡単。
材料は栗の甘露煮、さつまいも、砂糖、みりん、塩、水。
先ずはさつまいもを茹でる☟
![](https://oyajino-biboroku.com/wp-content/uploads/2022/01/20cfce153c6dcbd30dc35695758066ae.png)
さつまいもを茹でている間に、
野菜たちを切る☟
![](https://oyajino-biboroku.com/wp-content/uploads/2022/01/49ef72b19c9b2addea8db508ca9b00b7-1.png)
切り終えたくらいでさつまいもが茹で上がったので、
今度は濾していく。
(これが一番大変)
![](https://oyajino-biboroku.com/wp-content/uploads/2022/01/041c8e89b678b46731ac2144bc87c2e7-1.png)
全て濾し終わったら、栗以外の材料を合わせて煮ていく。
しっとりしてきたら、栗を投入して、栗まで温まったら完成。
![](https://oyajino-biboroku.com/wp-content/uploads/2022/01/3d286c066077720590e492e614c9bbcc.png)
よく見る栗きんとんよりも黄色くないが、
あれは“クチナシの実”という着色材を使用している。
栗きんとんが完成した後は、筑前煮。
鶏肉、人参、大根、蓮根、里芋、生姜が食材のベース。
先ずは鶏肉と野菜を別で焼いていく☟
![](https://oyajino-biboroku.com/wp-content/uploads/2022/01/588f5dc5c85286438783f2302a488dbe.png)
野菜がある程度炒まったら、酒とみりんとお水をベースに。
煮立ったら鶏肉と里芋を加える。
めんつゆ、醤油で味を整え、生姜のすりおろしをアクセントに。
煮込む時間的には20分から30分程度か。
その間に、きんぴらごぼうを炒め→煮詰め。
たたきごぼうのごぼうを茹で、後は調味料を合わせるだけ。
丁度、
筑前煮の火を消すタイミングで、きんぴらごぼうとたたきごぼうも完成する感じ。
![](https://oyajino-biboroku.com/wp-content/uploads/2022/01/8ec6a9c9f17f674d2b5aa83ddff080e1.png)
仕込み最後は、海老艶煮。
海老は下処理が大事。
“背わたを取り除く”
“軽く下茹でを行う”
この二点を行なって、
お酒・みりん・醤油、で煮詰め、容器に移して味が染みたら完成。
![](https://oyajino-biboroku.com/wp-content/uploads/2022/01/9bdf40befda56aded47d3d00bffed831.png)
後は明日仕上げて完成!
仕上げ
2022年1月1日。
朝散歩からスタート。
お腹すかせて帰宅し、いざお節の仕上げ。
先ずはぶりの照り焼。
片栗粉をまぶして焼いていき、
ある程度焼けたら、またまたお酒・みりん・醤油の出番。
調味料を合わせたら完成。
![](https://oyajino-biboroku.com/wp-content/uploads/2022/01/5b398eeaa9d4e5cbd78497cfa5d68afd.png)
ぶりを調理しながら盛り付け、
最後にぶりを入れて完成!☟
![](https://oyajino-biboroku.com/wp-content/uploads/2022/01/eba117ff5d58c6bf1f96e4940afb87de.png)
感想
素直に美味しい。
縁起の良い食材を食べたことで気分も良い(笑)
種類もこのくらいで十分。
自分で料理をするものは美味しく感じるのはもちろんだけど、
余計な調味料を使わないから身体に優しく、
自然と節制に繋がっている面も非常に良いなと思ってる。
エピローグ
最後に、私が料理で大切と思っていること。
“丁寧さ”
“手際の良さ”
適当に作って不味ければ論外。
丁寧に作っていても時間が掛かりすぎていたら良くない。
いかに作業時間を短縮し、美味しいものを作れるか。
初の日常ブログは如何でしたでしょうか。
本年もよろしくお願い申し上げます!
最後にこのブログが面白いと感じて頂けた方、
ブログのシェアやSNSのフォロー等お願い致します!